借金OLの夢

「夢の本」という本。

夢占いの本ではありません（笑）
夢に挑戦する大切さを伝え続ける、
日本ドリームプロジェクトが、
日本全国47都道府県の学校をまわり、
中学生・高校生だけでなく、先生の夢も含めて、

「中学生の夢」
「高校生の夢」
「先生の夢」

という3冊の本にまとめたものだそう。

その一部なのか雰囲気なのかは、
”学校の夢・web”で見ることができます。

見てみると、それなりにしっかりしてるなーと適度に感心したり、
そこらの大人よりも案外ちゃんと考えたり感じたりしながら
踏ん張って、自分の夢に向かって歩んでるんだな、
ってビックリして感心したり、
微笑ましいものもあったり、
そして、そうそう、夢＝職業に限った話じゃないよね？
と共感したり、したのでした。

＊　＊　＊　＊　＊　

私は、子供の頃から
特に夢を持つことはなかったと思う。

小学校の頃、「将来の夢」ってお題の
作文を書かされた経験は大抵誰でもあると思いますが、
そのときの私は「学校の先生」って書いたかな。
何かを書かないと怒られると思っていたから。
夢がない＝悪い子といった扱いを受けそうだったから。

でも、本当は学校の先生になりたいとは思ってなかった。

本やテレビというフィルターを通して、
婦警さんや看護婦さんやスチュワーデスや歌手、、、
といった職業を描いた世界を見ることはあったし、
身近な生活のなかでも、八百屋さんや、
ウエイトレスや、パン屋さん、、、
といった職業に漠然と触れる機会はあったけれど、
それらの事柄に特に興味を抱くことはなかった。
自分自身の確立もイマイチなされていないし、
何かに対してのこだわりといったこともなかった。

だから、とりあえず、当時一番触れ合う時間の
長かった”仕事”である学校の先生と書くに
至ったのだろうと思う。

＊　＊　＊　＊　＊　

今はどうでしょう？

この年になると、色々なことを経て、
自分自身もほぼ確立されていて、
こだわりだとか何だとかってのもあって、
そして諸事情により借金もあって、、、

というわけで、夢というか、
目標はいくつかあります。

そのうちのひとつが、このblogのテーマ、
「借金返済」ですね。

夢がない夢みたいな
ネガティブな印象かもしれない。

でも、この目標を掲げて2ヶ月を経て思うのは、
借金返済と付き合う日々は
とてもとても辛いことだけど、
こうした”ダメな自分”と真正面から向き合い、
そのダメな自分の尻拭いを自分でやろうとするのは、
ダメな自分からの脱却、すなわち成長なのかな？
なんて思う昨今です。

要は、借金返済を達成するための、
マイナスからゼロに向けて歩み続ける
精神力、計画的な遂行力は、
完済する頃には今後の人生における
基礎体力＝”強さ”として
備わっているんじゃないかな？って。

だから、借金返済と同時に、
人間としての強さを手に入れる、、、
「強くなりたい」なんて目標？夢？も
膨らみはじめています。

＊　＊　＊　＊　＊　

まだちゃんと自転車漕ぎから降りられない状態のため
完済が何年先になるのか分からないけど、
でも、頑張って頑張って、強く生まれ変わった
自分と会うことを楽しみにしつつ、
これからも小さなことからでも
コツコツとやってこうと思う。

がんばるぞ！W(`0`)W